診療科

血液内科

概要・特色

赤血球や白血球、血小板といった血液の成分にかかわる病気の患者さんを診療します。赤血球(ヘモグロビン)や白血球、血小板が少ない(あるいは多い)を指摘された、出血が止まりにくい、あるいは首のリンパ節が腫れてきた、などの症状がある方は、当科を受診してください。

対象患者

  • 貧血/造血障害の診断と治療
  • 血液腫瘍(白血病/リンパ腫/骨髄腫)の診断と治療

造血幹細胞移植について

当院では1990年から2011年まで約20年にわたり400例を超える同種造血幹細胞移植を行ってきました。1991年から2009年までの累計で血縁者間151例、非血縁者間243例、臍帯血移植34例になります(造血細胞移植学会ホームページにて公開)。骨髄バンクを介した非血縁者間骨髄移植やハイリスク症例については日本で最も経験豊富な施設の一つと自負しております。
現在、当院での同種造血幹細胞移植は休止しておりますが、セカンドオピニオンで患者さん・ご家族のお役に立てると考えています。

最後に

血液疾患の治療は日々進歩しています。また、患者さんにとっては、抗がん剤の副作用や入院の長期化など、何かとストレスの多い入院生活となってしまいます。我々血液内科のスタッフは、患者さん自身、そして家族の方々とご相談しながら、その時々で最良と考えられる治療法を決定し、診療にあたっていきたいと考えています。

担当医紹介

役 職
血液内科部長 兼 中央臨床検査部長
氏 名
加藤 千明
役 職
血液内科付部長
氏 名
佐尾 浩